第29回アイヌ語弁論大会に参加して
11月24日(月)苫小牧市民会館にて,本校生徒2名が第29回アイヌ語弁論大会に参加してまいりました。本校からは5B林佳薫くん,2B川田凛湖さんが出場しました。2人ともアイヌ文化への造詣が深く,これまで探究を進めてきた成果を発揮する機会として今大会への出場を決めました。
迎えた当日,川田さんは「イセポテレケ(うさぎがはねた)」という題で,アイヌの方々に古くから伝わる伝承を朗読しました。会場から湧き上がる手拍子とともに, 表現力豊かに話し切りました。まるでうさぎが飛び跳ねるのが目に浮かぶかのように,リズムよく語りかける姿が印象的です。林くんは「2つのルーツとアイヌ語」という題で,ご自身のルーツやアイヌ語への想いなどについて落ち着いて語りかけました。丁寧に間を取り,会場に伝えようとする姿は本当に立派でした。そして,両名とも,これまでの練習の成果を発揮し,やり切ることができた達成感を窺い知れたように思います。
今回のイベントを通して学んだことを発揮し、さらなる成長を遂げて欲しいと思います。


