リベラルアーツを基盤に個々の卓越性を伸ばします
各分野の本質を見極め,土台となる世界観や価値観を形成するカリキュラムを設計しています。更に希望者はゼミに参加し特定の領域を深く探究することができます。部活動や委員会など充実した体験の場が豊富にあります。
リベラルアーツとは
リベラルアーツとは,「幅広く深い世界観・価値観と高度な言語運用力を基盤にして,自由で柔軟な思考を発揮し,グローバル社会に貢献する力」と定義します。全クラス,全生徒がリベラルアーツを身につけることを目指します。
リベラルアーツを基盤にして各自の関心に沿って特定の領域を深く探究したり,実践的な活動を行ったりすることもできます。専門的な教育は当然,大学以降で本格的に行われます。本校では中等教育段階にふさわしく,大学以降の学びの見通しを持ち,学ぶ意欲を高めることを目的として行います。
成績評価について
本校は1学期制であり成績は最終的には年度末に1回評価します。
「定期テスト」は実施せず次の3つの手段で成績を評価します。
それぞれ,「基礎的な知識・技能」,「思考力・判断力・表現力」,「主体性,学びに向かう力等」の観点に対応し,これらを総合して5段階評定を算定します。
1. Unit Test
各教科でUnit(単元)が終了するごとにこまめに確認テストを行います。授業内で簡易的に実施します。再テストの機会もあります。
2. Performance Test
年に3回そこまでに習得したUnitを連携し,実践するテストを行います。大論述や小論文形式が中心です。持ち込み可の試験,グループディスカッション,実験演習など各教科の特性に応じたテストを行います。
3. まとめ課題
年に2回長期休暇明けの時期に提出します。Unit Test,Performance Testで身につけた知識や技能を自分自身にリンクさせます。具体的には学んだことをもとに自分の関心のある物事に絡めてレポートを作成します。複数教科にまたがって作成することも可能です。
こうした評価システムの目標は「リベラルアーツを育成する」ことにあります。
Unit Test,Performance Testで基礎的・応用的な知識や技能を身につけ,まとめ課題によりそれらを自分に血肉化するという意味があります。
※技能系教科はこれとは異なる評価方法を採用しています。