校長通信 第9回

 いよいよ令和5年2023年がスタートしました。

 今年の干支は兎年です。ウサギというと、医学部を受験した一人の卒業生を思い出します。医学部では学力はもちろんのこと、その人間性もしっかり問われます。その面接で、彼が話した内容が兎の話でした。

 ウサギというのは一匹だけにしてしまうと寂しくて死んでしまう生き物なんだそうです。 だから、医療の現場でも患者さんを一人にせずに寄り添える医者になりたい、と言ったそうです。

 ウサギは草食動物なので生態系の中でも下に位置する生き物です。 群れをなして、蛇や鷹のような猛禽類から食べられないように仲間で守りあうように生きていかねばなりません。

 同様にひとも一人では生きていけません。

 仲間を思いやり他人の気持ちがわかる人でないと、そのうち一人ぼっちになってしまいます。

 昨年の干支の虎のような卓越性も素晴らしいのですが、 本校の生徒には是非、今年の干支のウサギに倣って、公平性つまり自分勝手な言い分や他人に対する偏見や先入観を持たずに平等に接する心を持ってほしいと願っています。 今年もよろしくお願いします。

2023年最初の合同HRです。

今年の干支ウサギについて校長先生より講話がありました。

善行表彰受賞者。

生徒会からお願いがありました。

土浦日本大学中等教育学校
校 長 堀  切  浩  一

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