GS2年理系 第1回模擬学会
5月31日(土)
グローバル・スタディ(GS)コース2年理系において,第1回模擬学会を開催しました。
今回の模擬学会では,「Thinking like a scientist(科学者のように考える)」をテーマに,生徒たちは6つのグループに分かれ,「観察」,「推論と仮説」,「予測」,「分類」,「科学的モデル」,「科学的態度」についてリサーチを行い,その成果を発表しました。
活動の出発点として,生徒たちは,半世紀以上にわたりチンパンジーの観察を続け,人間中心の科学観に新たな視点をもたらしたジェーン・グードル博士の研究に注目しました。博士の「ありのままに見る」姿勢や,「観察」から「問い」を導くアプローチを手がかりに,それぞれのテーマについて深く探究しました。 当日は,各グループがリサーチの成果を共有し合い,それぞれの視点を統合する中で,「科学とは何か」について多角的に考える機会となりました。
生徒たちにとって,「科学者のように考える」とはどういうことかを自らの言葉で考える貴重な経験になったことと思います。 次回の模擬学会では,「Scientific inquiry(科学的探究)」をテーマに,さらに深い学びに挑戦していきます。
生徒たちが今後どのように「科学とは何か」に関して理解を深め,自らの視点を形成していくのか,非常に楽しみです。
今後とも、GSコース理系の取り組みにご注目いただければ幸いです。
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