グローバル・スタディコース理系 活動報告3~研究方法論に対する学び~
11月17日(月)
GSコース理系では,探究活動を中心としたカリキュラムを展開しており,生徒は「科学とは何か」という根源的な問いに向き合いながら,研究方法論を学び,個人研究を進めています。
高校生が“自分の研究”を立ち上げることは簡単ではありません。
多くの生徒にとって研究は初めての経験であり,どのように進めればよいのか,何から手をつければよいのか戸惑う場面は多くあります。
GSコース理系ではそのような状況に応えるため,研究初心者でも自分のアイデアを形にできるよう,体系的に「研究方法論」の指導を行っています。
今回は,その取り組みの一つである文献調査の指導についてご紹介します。
まずはじめに,生徒たちは文献調査の意義や必要性について,科学史に名を残す偉人たちの言葉を手がかりに学びました。
「なぜ文献調査を行うのか」「文献調査を行うことで,自分の研究にどのような価値が生まれるのか」という根本的な問いに向き合うことは,今後の探究活動を進める上での大事な指針となります。
ここでは,文献調査の目的,調べるべき内容,そして既存研究を踏まえることの重要性について理解を深めました。
続いて,実際に文献調査を行う際の具体的な手順や注意点について学習しました。
信頼できる情報源の選び方,キーワード設定のコツ,メモの取り方,文献の比較方法など,探究活動を自走させる上で不可欠なスキルを身につけました。
今回の学びは,これから進める仮説の立案や研究計画づくりに直接つながっていきます。
今後は,仮説設定の方法や論文の読み解き方など,より実践的な研究方法論へと学びを広げていく予定です。
生徒一人ひとりが主体的に探究を進め,自身の研究テーマを形にできるよう,今後も学びの機会を充実させてまいります。
引き続き,GSコース理系の活動にご注目いただけますと幸いです。
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