4学年イギリス研修半分を終了

 7月上旬に出発した4学年のイギリス研修(ケンブリッジボーディングスクール)も12日で半分を終了しました。そこで、イギリス研修について、一部ご紹介いたします。まず、行き先ですがイギリスのケンブリッジ大学ガートンカレッジです。日本から11時間半のフライトを経て現地に向かいます。4学年は2回目のイギリス研修ということで飛行機でのすごし方や体調管理等も含め余裕が出てきます。

 研修の舞台となるガートンカレッジは、1869年にイギリスで初めての女子学生用カレッジとして設立され、1948年からはケンブリッジ大学に正式に所属するカレッジです。町の中心の地図ではどこを探してもみつからない、といいます。というのも、当時(ヴィクトリア朝)のたしなみで(男子学生の風紀の乱れが起こらないように)町の中心から北に2マイル離れたガートン村にカレッジが建てられたからといいます。その伝統的なカレッジを貸しきり研修がスタートします。

 1週間のスケジュールは現地の先生による英語レッスン、ケンブリッジの町でのプロジェクトワーク、博物館見学、ケム川でのパンティング、現地小学校訪問等々16日間の中にぎっしり予定が詰まっています。それでも時間があれば、広大な敷地で体を動かしたり、室内でアクティビティーをしたりと1日をフルに使っています。時には、現地の急な予定変更でカレッジの食堂が使えず庭でBBQとなったり、カレッジを出て出かける際にバスが時間通り来なかったり、プロジェクトワークのアンケート調査で話しかけても無視される等々日本ではなかなかない経験をします。

 様々なハプニングがあるからこそ、日本に帰ってきたときには、精神的にも体力的にも思考力の柔軟性も行く前よりグッと上がっているのです。残り数日となりますが、健康に気をつけて研修を成功させてほしいと思います。

 

エリザベス女王の公邸のひとつであるウィンザー城見学(お天気に恵まれています)
研修の半分は少人数制の英語レッスンです。はじめは緊張します。
ケンブリッジの町でアンケート調査をしています。 何枚書いてもらえるかな。。これも勉強です。
希望者を募りシェイクスピアの劇を鑑賞しました。終了後、役者の方々にお願いして撮影をしました。

 

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